今回は、かつて札沼線が走っていた新十津川駅周辺の標識を紹介します。
昨日、札沼線の廃線跡に関する記事を投稿しました。
(リンクは後日載せます)
その際は、バスで「北海道医療大学→石狩月形→浦臼」と移動。時間の都合上、終点の新十津川にはいくことができませんでした。
そこで、後日新十津川駅を訪問することにしました。それだけでなく、面白い標識もありましたので、そちらも合わせて紹介していこうと思います。
それではどうぞ!
~目次~
新十津川駅へのアクセス
札沼線の終点だった新十津川駅。昨日の記事でも書きましたが、50年前に札沼線は石狩沼田まで伸びていました。
新十津川駅には、他の路線は伸びていません。鉄道が廃線となった今、訪問することは困難なのか…?
実は、そうでもありません。地図を見ていただくとわかりますが、
滝川駅から少し離れたところに位置しています。ダーリンハニー吉川さんの「鉄道ひとり旅」という番組で取り上げられていましたが、滝川駅からバスで新十津川駅へ移動し、本数の少ない札沼線の列車に乗る人もいたようです。
(廃線直前は、午前9時台の1本のみの運行でした)
今回はその移動ルートに倣い、滝川駅からバスで向かうことにしました。
直線距離だと近いですが、石狩川を渡るために迂回して移動するため、徒歩での移動は大変です。不可能ではありませんが、暑い日の歩行は避けたほうが良いと思います。
さて、バスで15分ほど移動すると、新十津川役場のバス停に到着。ここから歩いていくと、新十津川駅へ行くことができます。果たしてどんな姿なのか…?
その前に、面白い道路標識たちを紹介します。
世にも珍しい異形矢印
北海道の駅チカ異型矢印でも紹介しましたが、
新十津川役場近くの五差路に、とてもめずらしい異形矢印があります。
なんと、矢印が金属の屋根に覆われていました…!こんなことってあるんだ…!まるで信号みたいですね。
この矢印は、斜めに合流する道路のための標識です。他の道路からやってくるドライバーがこの矢印を間違えて見ないようにするための工夫だと思われます。複雑な交差点だと、どの矢印がどの道路に対応しているのかがわかりにくいです。ドライバーに配慮した素晴らしい設置だなと思いました。
それにしても、珍しい光景です。色々な角度から撮影しました。錆びているのが、味を出していて個人的には好きですね笑。
青看板も必見!
この交差点の手前にも、異形矢印があり、3ショットを撮影することも可能です。
また、この交差点に設置されている青看板も面白い!
道路の形を忠実に再現しているからこそ、変わった形の線で描かれています。さらに、国道275号線と国道451号線が重複しているので、おにぎりもぎっしり!
複雑な交差点のときは、青看板に描かれる道路の形にも注目です。散歩がてらチェックしてみると面白いですよ!
新十津川駅の姿
さて、ここから廃線跡の新十津川駅へ向かったわけですが…
あれ…?
駅舎が…ない…!?
廃線後もしばらく駅舎は残っていたようですが、現在は更地になっていました。悲しい…撮影したかったな…。
少し盛り上がった空間があり、そこがかつてのホームのようです。駅名標が掲示されていた看板は残されていました。
線路はというと…残ってた…!残された貴重な遺産を、しっかり目に焼き付けておきました。
最後に
いかがでしたか?
廃線後も駅舎がそのまま残っていることもあれば、解体されてしまうこともあります。新十津川駅は残念ながら残っていませんでした。
さて、話は変わりますが、2030年に北海道新幹線が札幌駅まで延伸される予定です。
それにより、函館本線の長万部〜小樽の区間が2030年までに廃線になることが決まっています。場合によっては、前倒しで廃線になってしまう可能性もあるので、今後のニュースにも注目したいところです。
北海道が大好きな筆者は、廃線になる前に長万部〜小樽の区間はたくさん乗っておきたいと思っています。運転本数は少ないため、時間をうまく合わせて訪問しないといけません。ただ、廃線になったらもっと行きづらくなってしまうでしょう。交通費も高くなります。
廃線になりそうな路線は、なるべく早めに乗るべきです。特に、北海道の路線はどんどん短くなっていますよね…。
廃線になってから訪問するのも良いですが、廃線になる前にも積極的に訪問したいものです。みなさんもぜひ、北海道の路線にたくさん乗っていただければと思います。この記事を読んで、北海道の鉄道に興味を持ってくださる方が増えてくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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