世の中には、様々な道路標識があります。中には、知っているようで意外と覚えていない標識の名前もあるのではないでしょうか?
そこで今回は、知っているようで意外と知らない道路標識を7つ紹介。それぞれどういう名前なのかを考えてみてください。
全部わかったら、あなたは標識マニアです!
今回紹介するのは、規制標識である以下の7つの標識です。
完璧に名前を言えたら正解です。あなたはいくつ答えられますか…?
以下で解説していきます。
~目次~
①
「駐車禁止」と色違いのこの標識。名前は、「車両通行止め」です。
名前の通り、車両は通行することができません。歩行者は大丈夫です。歩行者も通ってはいけない「通行止め」という標識もあるので、合わせて覚えておきましょう。
②
こちらも通行止めっぽい意味の標識ですが、名前は「車両進入禁止」です。よく、一方通行の出口付近に設置されていることが多いです。
「車両進入禁止」と「車両通行止め」の違いはなんでしょう?
「車両通行止め」は、両方向からの進入を禁止します。歩行者専用の道路に設置されていることが多く、両方向に標識が設置されています。
一方、「車両進入禁止」は一方向の進入を禁止しています。先程書いた、一方通行の道路が該当しますね。反対側からであれば、車両は通行できるのです。
両者は違うので注意しましょう。まあ、どちらの標識を見てもこちらは進むことはできないので、迂回して進むことには変わりません笑。
③
このサイトをたくさん見てくださっている方であれば、即答でしょう笑。「異形矢印」という変わった形の矢印を集め、発信しています。
詳しくはこちら
この標識の名前は、「指定方向外進行禁止」。長いですね。
名前の通り、指定の方向以外には進むことができません。言い換えれば、矢印で示された方向にだけ進むことができます。一方通行の多い道路でよく見かけます。また、大型車に限定して規制していることも多いですね。
「一方通行」も矢印が書かれていますが、「指定方向外進行禁止」とは何が違うのでしょうか?
ざっくりいうと、
「一方通行」は矢印の方向に進んで良い(他の道については規定していない)。
「指定方向外進行禁止」は矢印の方向だけ進んで良い(他の道は進んではいけない)。
と説明すればいいでしょうか?どちらも矢印の方向なら進んでいいというのが共通していますね。
④
道の狭い道路でよく見られる標識です。
この標識の名前、「追い越し禁止」と答えたいところですが不正解です。正しくは、「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」です。こちらも長い…。
意味は、名前の通りです。センターラインを越えて前の車を追い越してはいけません。センターラインの線の色によって、追い越して良い悪いが決まっていますが、ここでは詳細は省略します。
さて、「追い越し禁止じゃないのかよ…」と納得のいかない方がいるかもしれません。実は、次の標識が「追い越し禁止」です。
補助標識に「追越し禁止」と書かれていますね。実は、「追い越し禁止」の標識は結構珍しいです。上の画像は、上信電鉄の南蛇井(なんじゃい)駅周辺で撮影しました。
詳しくはこちら↓
こちらは、たとえセンターラインを越えていなくても追い越しは禁止です。先程よりも条件は厳しいですね。稀に見かけることがあるので、ルールを破らないように気をつけましょう。
⑤
複数車線のある交差点でよく見かけますね。どの車線がどの方向に進めるのかを示しています。この標識の名前を考えたことがある人は、どれくらいの割合でいるでしょうか…?
正解は、「進行方向別通行区分」です。まあ、そのままの名前です。「指定方向外進行禁止」という名前と、親戚のような感じがしました笑。
こちらも、「異形矢印」みたいに矢印の形が変わっているケースがあります。大きな交差点を歩く際は、「指定方向外進行禁止」と「進行方向別通行区分」に注目してみてください!
⑥
筆者は、この標識の名前をちゃんと認識していませんでした。「環状交差点があるんでしょ?」程度で、名前も「環状交差点あり」とかだろうと思っていました。
筆者の考えは甘かったです。正しい名前は、「環状の交差点における右回り通行」です。なんか、まどろっこしい名前というか、長ったらしい名前というか…。法律で、こういう感じの名前、ありません…?笑
環状交差点を利用したことがあれば、右回り通行であることはわかると思います。標識に描かれている矢印も右回りになっているので、初めてでもルールは理解できますね。
普通の交差点と違い、信号はありません。自分の意志で、進みたい方向へ左折しないといけないので、運転初心者の方は注意して運転するようにしましょう。
⑦
最後の最後にこれです。いやいや、簡単でしょう。「止まれ」でしょ?
そう答える人が多そうだったので、今回クイズに出題しました。「止まれ」と書いてあるからといって、正式名称は「止まれ」ではありませんよ!
正解は、「一時停止」でした。「時」を「次」と間違えないように注意しましょう。「止まれ」と書いてあれば一時停止するので、仮に正式名称を知らなくても問題はないと思いますが…。せっかくならちゃんと正式名称を覚えておくべきではないかと思いました。
いかがでしたか?
全問正解した方は、かなり標識に詳しい方だと思います。これ以外にも、意外と正式名称が難しい道路標識はありますので、興味がある方は調べてみてください。また、外を歩きながら標識を見つけた際は、正式名称が何だったか思い出してみてくださいね。良い勉強になること間違いなしです!笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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