鉄道が好きであり、標識や看板も好きである筆者。 首都圏に住んでいるため、JRに乗ると色んな色の『ホーム看板』(このページではそう呼ぶことにします)を見ることができます。 基本的に路線カラーが採用されており、山手線ホームは黄緑、中央線各駅停車は黄色になっています。他にも様々な色があるので、観察してみると面白いですよ。
その中で今回は、ホームの看板がカラフルなものを紹介しようと思います! 一般的には、一つのホームに1色ですが、複数の路線の列車がやって来る場合は2色、3色となっていくのです。 JR東日本にはたくさんの駅があるので、この記事では【東京都編】をお送りします。東京都のカラフルなホーム看板をじっくりとご覧ください!
~目次~
東京 Tokyo
まずは東京駅。
地下ホームの3, 4番ホームは、京葉線の赤と武蔵野線のオレンジによる2色となっています。虹のようできれいですね。
他にもたくさんのカラフルな看板があるので、1つずつ見ていきましょう。
新宿 Shinjuku
1, 2番ホームは、埼京線と湘南新宿ラインの車両がやってきます。
緑とオレンジと青による3色の看板です!埼京線の方は、行先がたくさん書かれていて複雑ですね…。
3, 4番線の方がシンプルです。ちなみに、複数色があるときは、数字は白背景に黒字になります。1色だけの場合は、その色を背景にして白い数字が描かれているのです(黒字の場合もあり)。
5, 6番ホームは、東武線に直通する特急が発車します。先ほどの湘南新宿ラインの「オレンジ」と比べて、色が薄いですね。
こういう微妙な違いを観察するのも楽しいです。
渋谷 Shibuya
下の看板は、渋谷駅のホーム移設工事中に撮影したものです。
きれいな3色!まるで国旗みたいですね笑。
上野 Ueno
5番ホームは1色なのに対し、6番ホームは3色…!配色のバランスの悪さがまた良いなと思いました。
上野東京ラインの看板に、少しだけ、常磐線が侵略…笑。
こちら、ブレていますが、「2色&3色」の珍しい配色パターンです!こんなにカラフルだと、筆者はついつい撮影したくなりますね笑。
上野動物園があるため、看板の上にはゾウが描かれていました。看板と一緒に眺めていただけると…!笑
品川 Shinagawa
こちらは、上野東京ラインの青色に、少しだけ緑色が混ざっています。
少ない緑色のスペースに、行先が大量に書かれているのが特徴的ですね。
品川駅にも、「3色&1色」の看板がありました。こちらも、国旗みたい。本当に存在しそうな気がしてしまいますが、どうなんでしょう…?
池袋 Ikebukuro
1, 2番ホームは、埼京線と湘南新宿ラインが通っています。お互いが全く違う色で、かなり目立ちますね。
しかし…なんと、こちらの1番ホームは「黒に白字」…。何も書かれていません。
埼京線が10両、湘南新宿ラインが15両なので、こちら側には埼京線の列車が停車しないのかもしれません。ちゃんと確認していないのでわかりませんが…。
こちらはごくありふれた看板ですが、お互い色が違うのって意外と珍しいのかもな…と思いました。
大半のホームは、2つのホームの色が全く同じです。それを考えると、この看板も意外と貴重なのかもしれないな…。色々考えさせられます。
大崎 Osaki
個人的に、一番好きな看板は大崎駅ですね。カラフルだし、とにかく複雑!!!
ホームと改札階の看板の色は、若干違うようです。改札階の方が、相鉄線とりんかい線のカラーがちゃんと区別されています。
反対側のホームもカラフル!
都区内を回る予定のある方は、ぜひ大崎駅のホーム看板を眺めてみてください!
三鷹 Mitaka
ブレていて見にくいですが、黄色がJR中央線、青が東京メトロ東西線です。
黄色と青の組み合わせが良いですね。他の鉄道会社の路線に直通する場合は、カラフルな看板を見れるチャンスです!
赤羽 Akabane
オレンジと青の組み合わせはよく見ますが、この配色はとても好きなんですよね。お互いが、お互いを引きたてているような気がします。皆さんはどう思いますか…?
拝島 Haijima
これまで23区内の駅ばかり紹介しましたが、最後だけ違います。実は、ダークホースのような存在の看板があるのです。それが、拝島駅の4, 5番ホーム。
1色だけ?いや、2色あります。八高線と川越線は、灰色の濃さが微妙に違うのです…!
わかりにくいですが、これも立派な2色!このパターンはなかなか見られないので、拝島駅へ行く機会がある方はぜひチェックしてみてください。
いかがでしたか?
この記事を見て、ホームの看板が面白いと思ってくださる方が少しでも増えてくれたら嬉しいです。
都内には、他にもカラフルな看板があります。また、今回は東京都編としてお送りしましたが、他の地域にもホーム看板はたくさんあります。
後日、別のエリアのホーム看板も紹介していきたいと思っていますので、興味がある方はぜひ見ていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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