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執筆者の写真Sign Mania

【北海道】冬の夕張駅を訪問! Yubari(Hokkaido) : Sign SightSeeing Spot


最近は暑い日が続きますね。


そこで今回は、冬に撮影した大雪の写真を交えながら、夕張支線の廃線跡の観察記録を書いていこうと思います。


予めお断りしていただく、雪が多すぎて線路は全く見れませんでした…。なかなか見れない景色が盛りだくさんですが、また別の機会に(雪がない時期に)訪問したいなと思っています。


それではまいりましょう。


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石勝線夕張支線は、1892年に開業した路線で、もともとは夕張線という名前だったそうです。1981年に石勝線が全線開通し、夕張支線という名前になりました。


乗客はどんどん減ってしまい、赤字路線に…(詳しいことはここでは書きません)。2019年3月に廃線になってしまいました。もう3年経つんですね。


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では、ここから移動記録を書いていきます。


まずは、JR新夕張駅で下車。特急とかちに乗ってやってきました。ホームからの景色は絶景です。

ホームの地面は雪で覆われており、滑ると危ないです。ご注意ください。

以前はここから夕張支線が伸びていたんですね。廃線前に乗ってみたかった…。


新夕張の駅舎はこんな感じです。なかなか良い景色ですね。遠くからだと特急列車も見えるので、良いショットが撮れますね。


訪問時は雪がたくさん積もっており、階段の半分は雪で埋もれていました。こんな光景は初めて見ましたね…!


さてさて、バスで終点の夕張駅へ向かいます。夕鉄バスが走っているのですが、本数は少ないので事前に時刻を調べておくべきです。

夕鉄バスからの景色も絶景です。地面はかなり揺れるので、バスに酔いやすい方は注意が必要です。


40分ほど乗り、「夕張郵便局前」というバス停で降りました。ここから、夕張駅へ歩いていきます。


雪かきの影響でしょうか。車道と歩道が大雪で完全に分断されています。これなら、自動車が突っ込んできても歩行者は安全ですね。不謹慎かもしれませんが、そんなことを思わず考えてしまいました…。


大雪の道を歩き、見えてきたのは…

夕張駅だ…!


後ろに建っているのは「HOTEL MOUNT RACEY」というホテルです。近くにはスキー場があるので、利用者の宿泊施設として使われているのだと思います。


雪に覆われていますが、しっかり「JR」や「ゆうばり駅」という文字が残っています。色合いが、お菓子の家っぽく見えてしまったのは筆者だけでしょうか…?


反対側に回ってみました。ホームが残っているのですが…

雪が多すぎて近くへ行けませんでした…。線路は当然見えませんでした。


屋根には大量の雪がズラーッと積もっていました。雪かきされていないので、高さが均一に整っていて美しいなと思いました。でも、屋根が潰れてしまったりしないか心配になりました。


1892年に開業した夕張支線。2019年に廃線ですから、127年の歴史がありました。思い入れがある方も多いのではないでしょうか。この看板を見て、感動しました。ここにはたしかに鉄道が通っていたことを、後世にも伝えてくれると思います。


しつこいですが、雪多すぎですね…。雪かきをしないとこんな感じになってしまうんですね…。雪かきをしてくださる鉄道関係者の方々の苦労を知ることができますよ。ほんと、頭が上がりません。冬の北海道を鉄道で旅しましたが、時刻通りに運転してくれるのは本当に有難いものだなと思います。


短時間ではあったものの、夕張駅を見に行くことができて良かったです。今度は、雪のない夏の時期とかに行ってみたいですね。


さて、ホテルの近くにもバス停はあるのですが、行きで降りたバス停の方へ戻りました。


バス停の近くの交差点を曲がると、広々とした景色が広がっています。奥にはスキー場があります。ちゃんと確認しなかったのですが、営業してたんですかね…。人はほとんどいなかったような気がします。


銀色の骨組みがありますが、ここを線路が通っていました。よく、「立入禁止」といった看板が掲載されていますよね。雪に覆われて見えませんでした。


滞在時間は約40分ほどですが、新夕張駅に戻ります。スケジュールの都合上、ゆっくり過ごすことはできませんでした。もう少し、バスの本数が多いといいなと思ったのですが、利用人数がそんなに多くないとそうせざるを得ませんね…。


ちゃんと確認していなかったのですが、道路沿いにも線路があるんですよね。雪で何も見えず、ただの道かと思いました…。こちらも、雪がないときにどうなっているか確認してみたいです。


素晴らしい絶景を存分に楽しみ、新夕張駅に戻ってきました。


列車を待っていると、夕張支線の地図が載っていました。

新夕張駅と夕張駅の間には、「沼ノ沢」「南清水沢」「清水沢」「鹿ノ谷」という駅があったんですね。今回は夕張駅しか見れなかったので、他の駅跡にも訪問してみたいです。



ということで、今回は冬に訪れた夕張支線の廃線跡観光の模様をお送りしました。


大雪の時期ならではの貴重な景色が見れた一方、線路が見れなかったので夏にまた行きたいですね。


北海道の鉄道は廃線になった路線が多く、廃線跡を訪れる方もいるようです。


興味のある方は、ぜひ廃線跡巡りをしてみてはいかがでしょうか?


夕張支線の場合、夕張駅は今でもしっかり残っているので、見に行く価値は大いにあるな~と思いました。


この記事を読んで、少しでも北海道の鉄道に興味を持っていただけたら幸いです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。






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